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愛車「オレンジの猫」と麺の世界をさまよう

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Posted by つくばちゃんねるブログ at

2008年09月30日

始まったとき

 おやじが酒のみだったので、たぶん小学生の頃、少しは酒を飲んでいたかもしれない。でもこれは全く飲んだことにはならない。 その次は17歳のころ、学校をさぼり友達の家で女の子も含め昼間から酒をを飲んだ。女の子がいたのでかっこつけて、思いっきり飲んでしまい吐いた。しかしこれもこの時だけであり、連続して飲むことは、もちろんなかった。
その次は22~24歳の頃。数人の友達と毎週、山に渓流釣りキャンプに行くようになった。 金曜日に酒を飲みながら計画を立て、土曜日に出発しテント泊で飲む。日曜日に帰ってきてから、反省会と称して飲む。そのうち計画を立てる日がだんだん早くなり、とうとう月曜日から計画を立てるように、つまり毎日飲むようになった。これは約2年間続いた。しかしこれも終わりの日が来た。友達の一人が結婚し離れ、またもう一人の友達も肝臓を壊し、入院し離れた。
 その後、一人酒を続けるようになったが、体の調子が悪い時は飲まなかったし、次の日の朝早く用事がある時は飲まなくても済んでいた。依存症とは言えない状態だった。と、思っていた。
 しかしとうとう、その日が来た。冬の寒い日、コタツに入りウイスキーを飲みながら、好きな作家の本を読んでいた。いつの間にか本に夢中になり、どれだけ酒を飲んだかわからなくなり、そのうちにコタツで寝込んでいた。ふと目が覚めたとき、気持ちが悪いのに気づき、吐いた。こたつ布団の上で。しかしそれだけでは足らず、トイレに這いずりながらも吐いた。そして、そのままトイレの前で寝てしまった。
 やがて朝がきて目が覚めた。ひどい二日酔いと吐いた匂いで、また気持ちが悪くなっていたが、喉の渇きをおぼえ、手元にあった残りのウイスキーを飲んだ。強烈な吐き気がしたが無理やり飲み込んだ。すると、そのうち酔いが回り始め、気分が高揚してきた。

 アルコール依存症のスイッチが入ったときだった。

本日、禁酒二日目 体重58.6kg 体脂肪17.5% 体年齢37歳  

Posted by 放浪猫 at 20:59Comments(0)