2009年02月08日
蒙古タンメンダイエット

夏頃、妻から「そのぶよぶよとしたみにくい腹を何とかしろ」という命令が下った。普通なら「カロリーを考えた食事、毎日続ける運動」ということになるのだろうが、元来「努力、勤勉、継続」という言葉が嫌いな私。そんな王道ダイエットをするわけがない。それで私はインターネットでいろんなダイエットの方法を検索して見た。もちろん簡単な方法を。
調べて出てきたのは、食事の置き換えダイエットであり「りんごダイエット」とか「たまごダイエット」「豆乳ダイエット」それから「チョコレートダイエット」なんて言うのもあったぞ。でも、これらを実践することはなかった。なぜなら、これを行うためにはその食材を買いに行かなければいけない。妻はこんなバカげたことにつきあってはくれないし、自分でもこんな半信半疑なものを買いに行く時間もない。そう、このときは何をするにも億劫だったのだ。
それで目を付けたのが「カプサイシンダイエット」。これは唐辛子を食べることによって代謝を良くし、やせるというもの。これなら毎日買いに行かなくて済むし、値段も安くて済む。それで実践することにした。
始めてみた最初のうちは「煮物」とか「うどん」などに少し降りかけるだけだったが、そのうちこれだけでは飽き足らず、味噌汁とか普通のラーメンまで振りかけるようになった。そして最後には「ワサビの代わりでいいのだ」と言って「お刺身」にまでかけてしまうことになった。
それを見た妻は「あんたはお腹だけでなく、頭の中までぶよぶよになっている」と言われてしまった。
それで結局、「唐辛子ダイエット」はやめた。実践して分かったのだが、唐辛子は食べ続けると、その辛さに強くなる。つまり慣れてしまうのだ。最初は辛くて汗が出ていたが、そのうち少しでは汗が出てこなくなり、大量に食べないと汗が出ない。そのうち料理の味をぶっ壊すだけで何のメリットもないということになってしまうのです。
ということも思い出しながらも、今回新宿にある辛いことで有名な「中本」の「蒙古タンメン」に行ってみた。
辛いながらもおいしい、ということなので。
食べた感想は・・・「あれれ??」でした。確かに辛いことは辛いけど、でも・・?。どうも麺にうまみが感じられないなぁ。行列のできる店で、有名である。しかし私にはその良さが分からなかった。これは所詮バカな「月刊俺の舌」のせいかな。
店を出たあと、コートをしばらく着なくてもよかったのは、得した気分です。カプサイシンダイエットを実践してみたい人にはお薦めか?しかしラーメンから摂取するカロリーと比較してどうか

「からうまい」か・・
Posted by 放浪猫 at 16:31│Comments(0)│つくば以外のラーメン
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